『ハスカップ』を収穫しました!
こんにちは。
季節も夏になりました。これからの時期は収穫を迎える果物や野菜が多くなっていきますね。スーパーの売り場には新鮮な地場産の物が並びとっても美味しそうです。
また、直売所も季節の果物や野菜で賑わっていて見ているだけでも楽しいです。
私の住む北海道では、春から初夏にかけて苺の時期でした。
『けんたろう』
道産苺の『けんたろう』ご存知ですか?
収穫時期が短く、5月上旬くらいから取れ始めて6月下旬には無くなっていきます。この短い期間にしか市場には出てきません。
名前の由来は北海道農業の活性化を目指して、明るく元気な男の子をイメージして命名されたそうです。元気な男の子がどうして『けんたろう』なのかは不明です。全国のけんたろうさんは皆元気なのでしょうか?
味はとっても甘くてジューシーです。大型なので食べ応えもあります。
地元では500円〜600円くらいでしょうか。通販サイトでは何倍もの値段が付いていてびっくりしました。
もう時期はほぼ終わりなので、ご興味ある方は来年までお待ちください。
『ハスカップ』
そして、これからの時期北海道の果物で有名なのが『ハスカップ』です。
『不老長寿の北国果実』というなんだか凄い言われ方をしている果物ですが、ご存知でしょうか?アイヌ語で『ハシカプ』。#枝の上にたくさんなるもの#を意味するそうです。
我々道民は大体知っているのですが、実はあまり流通はされておりません。非常に痛みやすいので生でお目にかかることはかなりレアです。
しかし、我が家の庭にはハスカップが実ります。
どうですか?こんな感じで実が付いています。形は縦長でブルーベリーのような色をしています。
今は自生のハスカップはほとんど見られなくなったみたいですが、苫小牧を中心とする勇別原野や大雪山、知床などの高山などで群生していたそうです。
現在は栽培されたものがメインです。我が家のもホームセンターで苗を買ってきて、今年で5年目ですがようやく収穫量が増えてきました。
今日はこれくらいの量が取れました。もう少し収穫できそうです。
さて、ハスカップは何故不老長寿の果実なのかと言うと、カルシウム、鉄、ビタミンC、Eなど他の果物とは比べ物にならないほどの栄養があるそうですよ。特にビタミンEが豊富でビタミンEには抗酸化作用が有り、活性酸素による身体の酸化が生活習慣病やガンなどの原因となる可能性があるため、ビタミンEの摂取は老化防止になるそうです。
なんだか難しいこと書きましたが身体に良いことは間違いなさそうです。他にもポリフェノールも豊富。疲れ目予防、視力改善などなどいいことばかり。
味はとっても酸味があり、甘いと言うよりは酸っぱいに近いです。酸味があるのでよくジャムに加工されています。
もう少し収穫できたらジャムかソースにしてお菓子作りに利用しようと思っています。それまでは冷凍保管しておきます。
北海道にはハスカップを使用したお菓子が多数あります。
有名所では『よいとまけ』でしょうか?テレビでも紹介されました。
1953年生まれでハスカップジャムをロールカステラの内側と表面に塗ってとっても食べずらいお菓子で有名です。現在は改良されて食べやすくなったみたいです。
続いて、『ハスカップジュエリー』。
このお菓子も大変有名です。もう50年以上のロングセラーですね。地元のお菓子屋『もりもと』が創業した千歳の近くに勇払原野があり、そこに自生していたハスカップを使い作られたそうです。ハスカップジャムをクッキーで挟んだ食べ応えのあるお菓子です。
その他、ジャムやジュースなど色々な商品がありますが、どれもハスカップの美味しさが活かされて美味しいものばかりです。
終わりに
今回、北海道の果物2品紹介しました。どちらも期間限定でなかなか食べる時期が限られるのですが、是非ともタイミング良く北海道に来られた方は探してみることをオススメします。
特にハスカップは北海道のお土産にもなるお菓子がたくさんありますが、これからの時期は栄養も豊富な生での味を是非ご賞味していただきたいです。
ハスカップ狩りをしている農場もあり、8月始めくらいまでは収穫体験できるそうですので、観光ついでに寄って見てはいかがでしょうか?