簡単!ガーナミルクチョコレートで濃厚なチョコプリンを作りました。
こんにちは。
パティシエで日々お菓子の研究をしているケーキ屋勤務のみやまです。
もう季節は11月ですね。
すっかり寒くなりました。私の住む地域の山はうっすらと雪化粧しています。そして、雪虫が発生して初雪の便りがそろそろ来る気配ですね〜。
(私の趣味はスキーなので冬は好きです。)
寒くなると、ケーキ屋は忙しくなるものです。クリスマスが近いためその準備に追われ、慌ただしく1年が終わります。毎年その繰り返しですが、ケーキ屋の最大イベントですから準備は大事なのです。
さて、今回はチョコレートプリンを紹介しますよ。
あのおなじみの「ガーナミルクチョコ」を使用しました。
これです。
一枚90円とは思えぬ美味しさですね!!
このチョコレートを使ってプリンにします。
ぷるんぷるんのプリンでなく、とろ〜っとしたプリンです。
レシピ
生クリーム 200g
牛乳 224g
バニラエッセンス 少々
ガーナミルクチョコ 85g
仕上げ用に1個
卵黄 60g
全卵 42g
グラニュー糖 64g
仕上げ用ココア 少々
仕上げ用生クリーム 少々
作り方
まずは、生クリームと牛乳、バニラを鍋に入れて沸騰させます。
生クリームですが、本格的な味にしたい!と思う方はホイップクリームではなく純生クリームを使用してみて下さい。今回私はケチってホイップクリームで作りましたが、十分美味しく出来ました。
沸騰したらチョコレートを入れたボウルに1/3程度入れます。
こんな感じですね。
ガーナチョコは溶け易いように細かくしておきます。
このまま30秒程置いといてから混ぜます。
30秒程待つとチョコが溶け易くなります。
後は、鍋の残りを全て入れてよーく混ぜて下さい。
次に卵の入ったボウルにグラニュー糖を入れてよく混ぜて下さい。砂糖が溶けるまで。
卵は卵黄と全卵を使用しますが、余った卵白は捨てないでタッパーにでも入れて冷凍しておくと良いです。卵白だけ使用するお菓子もあるのでその時に使えますから。
そのボウルにチョコを溶かしたものを入れて、よく混ぜてから網で濾して下さい。
こんな感じです。
不純物が取れて、なめらかなプリン液になります。
出来上がったばかりの状態ですと泡がいっぱい表面に浮いていますのでアク取りみたいな感じで取って下さいね。
では出来上がったプリン液をカップに入れましょう。
カップは耐熱性の容器ならガラスでもプラスチックでもいいですよ。最近は瓶プリンがよく売られているのでそれを再利用するといいですね。同じ大きさのもので焼いた方が時間を合わせやすいです。
今回は私はこのような容器を使いました。
以前、買ったパフェ風のお菓子の容器が家にあったので使いました。
これにプリン液を入れます。
オーブンはあらかじめ160度に余熱しておきます。
バットに60度くらいの湯を2cmくらい入れて、容器にはアルミ箔でふたをします。
こうすることで蒸し焼きの状態を作れます。
オーブン用の天板にバットをのせて下段に入れ、約30分から35分くらいの間で焼きます。
プリン液の入れる量で時間は前後します。今回は100g入っており、少々入れ過ぎました。80gくらいで良かったと思います。
基本的には温度計を中心に入れて78度くらいになっていれば安心です。
焼けましたら、ふたをしたまま粗熱を取って冷蔵庫でしっかり冷やして下さい。
仕上げ
このまま食べてももちろん美味しいのですが、簡単に仕上げをしちゃいましょう!
ちょっと手を加えて見栄え良くするだけで気分も上がりませんか?
生クリームが余っていれば砂糖を入れずにホイップして下さい。
それをプリンの上部に入れて、ヘラで平にならします。
こんな感じで2層になります。
これにココアを茶こしでふりかけます。 ふりかける際、真ん中にかけたくないので定規みたいなものをあてて下さい。
真ん中のココアがかかっていない所にガーナチョコ1片をのせて完成!!
ガーナチョコレートの宣伝みたいになってしまいましたが… 。
まとめ
今回はミルクチョコですから、甘めのプリンになりますよ。
結構ビターな感じが好きな方はガーナブラックチョコレートでもいいと思いますし、他のメーカーさんのチョコレートでももちろん構いません。
今回のチョコプリンは普通のプリンよりもリッチな配合です。
生クリームもたくさん入るので、何かのご褒美に作ってみて下さい。
では、余った卵白で何を作るかこれから考えようと思います。
ではでは!