『ハスカップ』を収穫しました!
こんにちは。
季節も夏になりました。これからの時期は収穫を迎える果物や野菜が多くなっていきますね。スーパーの売り場には新鮮な地場産の物が並びとっても美味しそうです。
また、直売所も季節の果物や野菜で賑わっていて見ているだけでも楽しいです。
私の住む北海道では、春から初夏にかけて苺の時期でした。
『けんたろう』
道産苺の『けんたろう』ご存知ですか?
収穫時期が短く、5月上旬くらいから取れ始めて6月下旬には無くなっていきます。この短い期間にしか市場には出てきません。
名前の由来は北海道農業の活性化を目指して、明るく元気な男の子をイメージして命名されたそうです。元気な男の子がどうして『けんたろう』なのかは不明です。全国のけんたろうさんは皆元気なのでしょうか?
味はとっても甘くてジューシーです。大型なので食べ応えもあります。
地元では500円〜600円くらいでしょうか。通販サイトでは何倍もの値段が付いていてびっくりしました。
もう時期はほぼ終わりなので、ご興味ある方は来年までお待ちください。
『ハスカップ』
そして、これからの時期北海道の果物で有名なのが『ハスカップ』です。
『不老長寿の北国果実』というなんだか凄い言われ方をしている果物ですが、ご存知でしょうか?アイヌ語で『ハシカプ』。#枝の上にたくさんなるもの#を意味するそうです。
我々道民は大体知っているのですが、実はあまり流通はされておりません。非常に痛みやすいので生でお目にかかることはかなりレアです。
しかし、我が家の庭にはハスカップが実ります。
どうですか?こんな感じで実が付いています。形は縦長でブルーベリーのような色をしています。
今は自生のハスカップはほとんど見られなくなったみたいですが、苫小牧を中心とする勇別原野や大雪山、知床などの高山などで群生していたそうです。
現在は栽培されたものがメインです。我が家のもホームセンターで苗を買ってきて、今年で5年目ですがようやく収穫量が増えてきました。
今日はこれくらいの量が取れました。もう少し収穫できそうです。
さて、ハスカップは何故不老長寿の果実なのかと言うと、カルシウム、鉄、ビタミンC、Eなど他の果物とは比べ物にならないほどの栄養があるそうですよ。特にビタミンEが豊富でビタミンEには抗酸化作用が有り、活性酸素による身体の酸化が生活習慣病やガンなどの原因となる可能性があるため、ビタミンEの摂取は老化防止になるそうです。
なんだか難しいこと書きましたが身体に良いことは間違いなさそうです。他にもポリフェノールも豊富。疲れ目予防、視力改善などなどいいことばかり。
味はとっても酸味があり、甘いと言うよりは酸っぱいに近いです。酸味があるのでよくジャムに加工されています。
もう少し収穫できたらジャムかソースにしてお菓子作りに利用しようと思っています。それまでは冷凍保管しておきます。
北海道にはハスカップを使用したお菓子が多数あります。
有名所では『よいとまけ』でしょうか?テレビでも紹介されました。
1953年生まれでハスカップジャムをロールカステラの内側と表面に塗ってとっても食べずらいお菓子で有名です。現在は改良されて食べやすくなったみたいです。
続いて、『ハスカップジュエリー』。
このお菓子も大変有名です。もう50年以上のロングセラーですね。地元のお菓子屋『もりもと』が創業した千歳の近くに勇払原野があり、そこに自生していたハスカップを使い作られたそうです。ハスカップジャムをクッキーで挟んだ食べ応えのあるお菓子です。
その他、ジャムやジュースなど色々な商品がありますが、どれもハスカップの美味しさが活かされて美味しいものばかりです。
終わりに
今回、北海道の果物2品紹介しました。どちらも期間限定でなかなか食べる時期が限られるのですが、是非ともタイミング良く北海道に来られた方は探してみることをオススメします。
特にハスカップは北海道のお土産にもなるお菓子がたくさんありますが、これからの時期は栄養も豊富な生での味を是非ご賞味していただきたいです。
ハスカップ狩りをしている農場もあり、8月始めくらいまでは収穫体験できるそうですので、観光ついでに寄って見てはいかがでしょうか?
2018年6月の北海道の天気は?
こんにちは
私の住む北海道は例年ですと6月はとても爽やかな季節のはずです。
本州以南は梅雨入りし雨模様の中、北海道は天候に恵まれとても過ごしやすい季節なのです。
ですが今年は少し状況が違います。
札幌市の気温ですが、
6月1日(金) 最高気温 18℃ 最低気温 13℃ 晴れ
6月2日(土) 最高気温 23℃ 最低気温 11℃ 曇り
6月3日(日) 最高気温 24℃ 最低気温 14℃ 曇り
6月4日(月) 最高気温 31℃ 最低気温 15℃ 晴れ
6月5日(火) 最高気温 29℃ 最低気温 17℃ 曇り
6月6日(水) 最高気温 29℃ 最低気温 17℃ 晴れ
6月7日(木) 最高気温 27℃ 最低気温 17℃ 曇り
ここまでは真夏のような暑さでした。6日からは札幌市の初夏最大イベントYOSAKOIソーラン祭りも10日までの日程で開催されました。天気にも恵まれて夏を実感する毎日でしたが…。
6月8日(金) 最高気温 16℃ 最低気温 14℃ 雨
6月9日(土) 最高気温 14℃ 最低気温 11℃ 曇り
6月10日(日) 最高気温 17℃ 最低気温 8℃ 曇り
遂に最低気温も10度を下回る8度です。寒い!6月にこれはきつかったです。天気も悪くて体感温度も低いです。祭を見に来て頂いた観光客の皆様は大変寒かったと思います。
6月11日(月) 最高気温 16℃ 最低気温 11℃ 曇り
6月12日(火) 最高気温 12℃ 最低気温 12℃ 雨
6月13日(水) 最高気温 11℃ 最低気温 8℃ 雨
6月14日(木) 最高気温 14℃ 最低気温 9℃ 雨後晴れ
いつになれば暑くなるのだろう?と言うより暖かくなるのはいつ?と思う毎日です。13日は最高気温で11℃。もはや異常です。
6月15日(金) 最高気温 18℃ 最低気温 7℃ 晴れ
6月16日(土) 最高気温 20℃ 最低気温 12℃ 晴れ
6月17日(日) 最高気温 17℃ 最低気温 10℃ 曇り
6月18日(月) 最高気温 20℃ 最低気温 11℃ 晴れ
6月19日(火) 最高気温 24℃ 最低気温 15℃ 晴れ
6月20日(水) 最高気温 20℃ 最低気温 16℃ 雨
6月21日(木) 最高気温 22℃ 最低気温 15℃ 曇り後晴れ
6月22日(金) 最高気温 25℃ 最低気温 14℃ 曇り後晴れ
6月23日(土) 最高気温 26℃ 最低気温 17℃ 晴れ後曇り
6月24日(日) 最高気温 22℃ 最低気温 13℃ 雨後曇り
6月25日(月) 最高気温 16℃ 最低気温 12℃ 曇り
平均気温 16.7℃ 最高気温 20. 4℃ 最低気温 12.8℃
(平年値 平均気温 16.7℃ 最高気温 21. 5℃ 最低気温 12.9℃)
ここ最近はようやく天気も落ち着いて来た感じがします。中頃の寒さが長かったせいか異常なのかと思っていましたが過去の平均気温とほぼ同じデータになりました。
まだ6月は終わってないので、終わったらデータを集計してみます。
私は外でバーベキューをするのが好きですが、今年は休みの日が天気が悪かったり、寒かったりでなかなか出来ません。早く北海道にも夏らしい毎日が来て欲しいと願う毎日です。
なんかどうでもいい調査でしたが、同じようなことを思っている方も多かったと思い調べてみました。過去の天気は過ぎたことですが、来年の6月の予定を立てる際、何かの役には立つと思い残しておきたくなりました。
ブログって便利ですね。
これは使える!お菓子道具を紹介します。
こんにちは。
今回は、お菓子作りには欠かせない道具の紹介をします。
わたしが勝手にいいと思うものなので、参考程度に読んで頂ければと思います。
お菓子道具は専用のもあれば、多用途なもの等様々です。
家庭用オーブンは今回は除外します。オーブンは道具というかパートナーみたいな存在だと思うからです。
オススメの道具 紹介します
パレットナイフとホイッパー(泡立て器)
これが無ければお菓子は作れない!というくらい大事な道具です。
パレットナイフは特に写真のようにホールケーキ作りには欠かせない道具ですし、ケーキを動かしたいときにも使ったりと、大活躍です。
ホイッパーはお菓子作り以外にも使う用途の多いものですから、持ってない家庭はないのでは?
どちらも自分のこだわりのものを揃えて見たくなる道具ではないですね。
高いものは5000円前後しますが、1000円以下の物もあります。 ものによって固さが全然違うので自分が使い易い固さのものを選ぶといいでしょう。
ホイッパーは先がボールのような丸型は使いずらいので、長めのタイプが使い易いと思います。
回転台
これを持っている方は、おそらく自宅でデコレーションケーキを作られるのではないかと思います。
陶芸のろくろに非常に似ている道具ですが、デコレーションケーキの土台を綺麗に仕上げるのには欠かせないものです。
また、仕上げの時も乗せてくるくる回しながら出来るので、とても重宝します。
大理石タイプは安定感もあり大変使い易いのですが、プラスチックのものでも十分ではないでしょうか。
私はこれを使用していますが、軽いし気軽に使えるのでとてもいいですよ。
めん棒
めん棒です。
家庭でクッキー作りをされる方は多いと思いますが、どのようなめん棒をお使いでしょうか?
持ち手があってくるくる回るタイプのめん棒がありますが、写真のようなシンプルなタイプが絶対にオススメです。
私は両方持っていますが、微妙な力加減をする時、小回りが効く、ロールケーキを巻く時にも使える、冷えたクッキー種を叩いて伸ばす時などなど。
シンプルタイプがいいと思います。
大理石板
クッキー作りにはこれがあるとストレスが軽減されます。
大理石は冷んやりしていて、クッキー種を伸ばしやすいです。軽く粉をかけて作業すればくっ付かないし、凹凸がなく真っ平らなのもいいですよ。
ただ重たいので、洗う時は大変です。
クッキー以外にもパンやパイ生地などバターを使用している熱に弱いものにはとってもありがたいものですよ。
人工大理石だからそこまで高くないです。
シリコンマット
2種類あります。黒いのがシルパン白いのがシルパットと呼ばれています。
どちらもオーブン用マットですがシルパンは表面がメッシュ加工になっており水分や油を飛ばしながら焼ける特性があり、クッキーやパイ、シュー生地等サクサクな食感になります。
またお菓子以外にピザにも向いています。
シルパットの方は表面がフラットなシリコン加工になっておりくっつきにくい特性があります。
マカロンのような卵白系の生地なんかに向いています。
クッキーやシュー生地もこれで全然問題ないです。また、くっつきにくいので、パン生地やクッキー生地をこねるのにもいいし、私はロールケーキを巻く時に紙の下に敷き滑り止めにも使っております。
どちらも洗って繰り返し使用できるのもいいです。
ハンドブレンダー
料理や離乳食に使用している方も大変多いと思いますが、お菓子作りにも結構使えます。
アタッチメントが色々と付いているものがありますが、基本的にはつぶす混ぜるが出来ればいいので、お菓子がメインなら多機能なのはいらないと思います。
泡立て機能はハンドミキサーの方が丈夫で使い易いので私はあまりオススメしません。
ハンドブレンダーはクリームスープを作るときに簡単にペースト状に出来るように、フルーツのペーストを作る時はとても便利です。
また、チョコレートでガナッシュを作る方は是非ハンドブレンダーを使用した方がいいですよ。ツヤツヤのいい状態を作り出せます。
乳化(水分と油が混ざり合った状態)させることがとても楽になります。
シンプルなモデルが使い易いと思います。
温度計
温度計は良く使うので是非揃えておきたいものです。
ムースを作ったりする時に素材の温度を合わして混ぜ合わす場合が多いと思うので、自分の感ではなかなかうまくいきません。そうなると温度計はとても役に立つ道具です。
ジャムの温度を計る時も必要です。
どういう温度計がいいかというと、昔ながらのガラスタイプよりはデジタルタイプの方が使い易いです。
また、200℃まで計測できるタイプであればほぼ間違いないです。
後、レーザータイプの温度計もありますが、中心温度は計測出来ません。
例えば、フライパンの表面温度を計りたいと思った時はレーザータイプの方が計り易いでしょう。
使い分ける余裕のある方はレーザータイプもあって損はしないと思います。
1000円位ので家で使う分には問題ないと私は思います。
まとめ
今回は以上です。
何にでもそうですが、道具を揃えていくのは楽しいです。
これがあったらもっと作り易くなるとか、今まで出来なかったものが作れるとか、楽しみが増えます。
特にお菓子は型が大変多いです。
すべて揃えるのは無理なくらいの種類があるので、少しずつ揃えていく楽しみもありますね。
今回、紹介出来なかったのもまだまだいっぱいあるので、次回紹介したいと思います。
フードプロセッサーで簡単!混ぜるだけ!のベイクドチーズケーキ
こんにちは。
今回はベイクドチーズケーキの紹介をします。
とっても簡単に作れるので是非チャレンジして見て下さい。
フードプロセッサーを使っての紹介になります。無いです!と言う方は別に説明文を入れますのでそちらを参考にして下さい。
レシピ
- 市販のビスケット 適量
- クリームチーズ 360g
- グラニュー糖 100g
- 卵 1個
- 生クリーム 36g
- コーンスターチ 18g (片栗粉でも代用可能)
- レモン 3g
- レモンの皮すり下ろし 1/4個分
作り方
1、焼く準備
まずはオーブンの余熱を入れておきましょう。160℃くらいで大丈夫です。
次に型の準備です。家庭用オーブンの天板にオーブンマットを敷いて、セルクルをその上に乗せます。今回のセルクルのサイズは12cmです。
シリコンマットがない方はセルクルの底にアルミ箔で覆うか、スポンジケーキ用の型でも大丈夫です。
セルクルの内側にはサラダ油でもいいので薄く塗っておきます。
次に市販のビスケットを砕いてセルクルに入れちゃいます。
もっと細かくして溶かしたバターと混ぜることにより、1枚の板状にすることも出来ますが今回はあえて食感を残すためにこのようにしました。
2、フードプロセッサーで混ぜて行く
フードプロセッサーにクリームチーズを細かくちぎりながら入れます。
フードプロセッサーがない方はチーズをボールに計量して常温に戻し、ホイッパーでなめらかになるまで混ぜます。お湯の上で作業すると早いですよ。
入れたら回します。
チーズのダマがなくなるまで縁を取りながら回していきます。
次にグラニュー糖を入れて回します。
混ざれば良いです。手作業の方も一緒で混ざれば良いです。
次は卵と生クリームを入れます。それぞれしっかりと混ざるまで回しましょう。
手作業の場合は卵と生クリームを人肌くらいまで温めます。3〜4回に分けて混ぜながら入れていきます。冷たいものを入れると滑らかに混ざりずらいので必ず温めます。(油分は冷たいと混ざりずらいためです)
次はコーンスターチを入れて混ぜて下さい。手作業の方も一緒です。
最後にレモン汁とレモンのすりおろした皮を入れて混ぜます。皮は白い部分まで削らないように気をつけて下さい。えぐみがありますので。
ツヤツヤに混ざりました。これで種は完成です。
手作業の方も混ざれば完成です。
もしダマが目立つくらいあったら裏ごしをして良く混ぜて下さい。
焼成
では出来上がったベイクドチーズの種を型に流しましょう。
型の8分目位まで流します。
今回のレシピでは少し種が余ってしまったので小さいセルクルに余った種を流しました。
だいたい40〜50分くらいはかかるはずです。上面に焼き色が付くまで焼きましょう。冷めるまでこのまま置いておきます。
小さいサイズも焼きました。大きいのと同じ時間です。
しっかりと冷めたらナイフで側面を剥がしてセルクルを取って下さい。冷蔵庫で冷やします。
完成
出来ました。濃厚なチーズの味がぎっしりと詰まっていて美味しいです。とても簡単に出来るので是非作ってみてください。
おまけの小さいサイズです。
まとめ
フードプロセッサーを使えばただただ混ぜていくだけです。
温度もそんなに気にしなくて良く(チーズは冷えているよりは常温の方が混ざりやすいです)、失敗することはほとんどないと思います。
焼く温度と時間はオーブンによって多少違いがあります。
160℃前後でほぼ大丈夫なので、あとは上面の焼き色を気を付けて見ていれば問題はないと思います。
チーズと相性のいい冷凍フランボワーズを細かくちぎって中に入れて焼くとまた違った美味しさも出ると思いますよ。
ふわふわなロールケーキを自宅で作ってみる。レシピや作り方の紹介 part 2
こんにちは。
今回はロールケーキを自宅で作ってみるの第2回目になります。
前回は生地の作り方を紹介しました。今回はその生地を使用して仕上げていく内容になります。
生地が上手く焼けたらロールケーキはほぼ美味しく出来上がるのではないでしょうか。
ですが、生地が難しいと感じている方も多いかもしれません。
どうして美味しい生地が出来ないのかと感じている方は是非part1を良く見て作ってみて下さい。
私なりに本よりも細かく作り方を書きました。今後、もっと良い方法があれば更に改善していきたいと思います。
準備するもの
- ボウル 2つ(中くらいのサイズ)
- ホイッパー(泡立て器)
- ハンドミキサー
- ゴムベラ
- パレットナイフ(8号か9号サイズ位が使いやすいです)
- 計り
- めん棒
- A3サイズ位の紙
今回使用する器具でパレットナイフがあります。
お菓子作りが好きな方は分かると思いますが、使用頻度が高いのでこだわりのものを探してみたらいかがでしょうか?愛着が湧きますよ。
後、めん棒は1本あればクッキー作りの時も使いますし持っておいて損はしない道具です。
レシピ
- 生クリーム(乳脂肪分35%) 200g
- グラニュー糖 16g
- キルシュ酒 4g
- 苺 5〜6粒
- 粉糖 適量
作り方
1、生クリームの準備、ホイップ
最初にすることは生クリームの準備です。
今回は乳脂肪分35%のものを使用しました。スーパーでは40%以上のものを良く見かけますが、ロールケーキには低脂肪分の方が合うと思います。
あくまで私の意見ですので、絶対に35%にしてくださいということではありません。あまりスーパーでは見かけないのですがデパ地下には売っていました。
次に氷水をボウルに入れて計量した生クリームとグラニュー糖、キルシュ酒を入れたボウルを置きます。洋酒が苦手な方は入れなくても良いですよ。
私は生クリームだけだと乳臭さが気になるので入れています。
バニラエッセンスを数滴入れるだけでも大丈夫です。
そして氷水に当てたまま生クリームをホイップしていきます。
温度が3〜6度位が生クリームの状態として良いです。この温度でホイップして、キメが細かく口溶けの良い生クリームを作りましょう。
ホイップにはハンドミキサーを使用した方が良いですね。泡立て器では相当大変ですので。持っていない方はそんなに高くないのでご検討してみては。
次に巻く準備になりますが、紙がズレないように薄いゴムマットを下に敷いておくと良いですよ。
そして紙を置いて生地の焼き色がついた面を下にして置き、生地の紙を剥がします。このままの状態で巻くと焼き面が表になるロールケーキになります。
今回は焼き面を中にするタイプで作りましたので、生地を裏返しにして焼き面が表になるようにして下さい。
写真がないので絵になりますが紙に対して生地は左図よううに置いてください。(分かりにくくてすみません😓)
生地に生クリームを塗ります。
ホイップした生クリームを全量生地の上にのせてください。
パレットナイフを使って全体に伸ばしますが、手前と奥は生クリームを薄くしてみて下さい。
巻き始めと巻き終わりになる所は生クリームを少なくしたほうが巻きやすいです。
今回は苺を中に入れました。
シンプルなロールケーキでも良かったのですが、苺を入れてより美味しくなりました。
だいたい苺一粒を8等分くらいにカットして、写真のように並べます。
ここまで出来たら、いよいよ巻きます。
まずは手前の紙を持ち上げてめん棒を入れます。この時、生地をたたむように折り曲げて下さい。
こうすることでロールケーキの芯が出来ます。
芯を作ったらめん棒を奥に押し出すように巻きます。最初はゆっくり確実に巻かれているか確認しながらでも良いです。
巻き終わったら、次の写真のように締めます。
めん棒を使って、押し込むようにして下さい。こうすることで、強度が増して綺麗な丸の形になります。また、巻き終わりは下面にして下さい。
テープで紙を止めて、このまま冷蔵庫に1時間位入れて置きます。
カットして完成
では、冷蔵庫から出しましょう。紙を剥がします。
このまま食べても、もちろん良いです。
でももっと美味しく見せるようにカットして軽く粉糖を茶こしでかけます。
カットする際はナイフを温めてやりましょう。私はガスコンロの火でナイフを温めてカットしますが、お湯でも良いです。
どうでしょうか?うまく出来ました。しっとりとした生地と軽い生クリームの食感がとても良かったです。
口の中で溶けるような感じで美味しいですよ。
お値段は?
さて、このロールケーキはいくら位になるのか計算してみました。※あくまでもスーパーなどで売っている価格を参考にしています。
レシピはこちら
生地
- 卵 (5個) 250g
- グラニュー糖 68g
- 薄力粉 68g
- 牛乳 30g
- はちみつ 30g
仕上げ
- 生クリーム 200g
- グラニュー糖 16g
- キルシュ酒 4g
- 苺 5〜6粒
- 粉糖 適量
まずは卵1パック(10個入)で特売では100円くらいで売っている時もありますが、150円で計算します。
グラニュー糖は1kg 300円くらいが妥当ですかね。
薄力粉は今回は特宝笠という品種を設定します。オススメの薄力粉ですので試してみてください。2.5kgで1010円。
牛乳は1リットル160円。はちみつは1kg500円位で計算します。
生クリームですが200g入りのタイプが良く売っていますが、今回はそれを使用しました。400円位です。
キルシュ酒は良く小瓶に入ったものが売られています。100mlで367円でした。
苺は時期でだいぶ変動するものですが1パック24粒入りを600円で計算します。
粉糖はオマケみたいものですが1kg500円くらいです。
生地
- 卵 (5個)250g 75円
- グラニュー糖68g 20.4円
- 薄力粉 68g 33.5円
- 牛乳 30g 4.8円
- はちみつ 30g 15円
仕上げ
- 生クリーム200g 400円
- グラニュー糖 16g 4.8円
- キルシュ酒 4g 14.7円
- 苺 6粒 150円
- 粉糖 適量 0.5円くらい
生地は148.7円、仕上げの材料は570円。
合わせると、718.7円です。
今回は8カットしました1カット分はなんと約90円!
安いです。お店で買うと4倍くらいしますね。
お店は人件費や経費等もあるので仕方ないのですが、100円以下で作れるのは嬉しいですね。
まとめ
今回、ロールケーキの作り方を紹介しましたがいかがでした?
今まで家でケーキ作りを良くしていた方と思いますが、こうやってブログを使って記録に残すのはとても良いなあと思いました。
もっと前からやっていたら良かったと後悔していますが、過去に作ったお菓子を思い出しながら、頑張って更新して行きます。
今後もなるべく自宅でも作れるお菓子を紹介していきますので、よろしくお願いしす!
ふわふわなロールケーキを自宅で作ってみる。レシピや作り方の紹介 part 1
こんにちは。
今回、初めてブログでのケーキ作りを紹介します。私、みやまといいます。
まだ、慣れてないもので分かりづらいことも多々あると思いますが、ブログと一緒に私も成長出来るように頑張っていきます。
今回はロールケーキを作りました。
一般的にロールケーキはどういうイメージなんでしょう?ケーキ屋の定番商品であり、良く店名や場所の地名などが名前に使われていますね。それだけ、ケーキ屋にとって大事なポジションに位置するお菓子なんです。
味や形はとてもシンプルで美味しいケーキです。
生クリームと生地だけで幸せになれるケーキはそうそうないです。また、ボリュームの割にお手頃な価格設定。ケーキ屋にとってショートケーキと並んで、実力が出るお菓子ではないでしょうか。
シンプル故に難しいです。
でも、家庭で作る時はそんなことは関係ないので自分にとって美味しいものが出来ればそれだけで幸せな気分になれます。
では、ロールケーキの作り方に行きましょう。
今回はベースの生地の作り方です。お菓子作りで一番大事な工程になります。
生地が上手に焼けるようになればもう安心です。特に家庭用オーブンで焼くのは難しいです。
ですが、オーブンの特徴を掴んでしまえばかなりお店の味に近づくことも可能ですので諦めず何度も挑戦する事が大事です。私なりに細かく注意点を書きましたので参考にして下さい。
準備するもの(器具類)
- ボウル(大、小)
- ホイッパー(泡立て器)
- ハンドミキサー
- ゴムベラ
- 粉ふるい
- 計り
- 温度計
- 計量カップ(あると便利です )100cc用
- 紙(ロールケーキの生地を焼くのに必要です)
- ロールケーキ生地の型
お菓子作りに必要な器具は割とシンプルです。
上記の物があれば大抵のお菓子は作れます。
ボウルに関しては『大は小を兼ねる』ということはありません。分量にあった大きさの物で作るのがベストです。
紙は今回はA3のコピー用紙を使用しました。本当はもう少し薄い紙の方が作りやすいのですが、家にあるもので出来るなら、わざわざ買う必要もないと思います。
角に切り込みを入れて型にセットします。
後、今回使用する型ですが、28cmの正方形で高さは2cmです。体積は1,568㎤です。違う型で作る時は、
X= 使いたい方の体積 ÷ 今回の型の体積 1,568㎤
Xを求めて、レシピの分量にかけて作れば大丈夫です。
お菓子の本にも大体型の大きさは出ていますので、この計算式でご家庭の型での分量を出して、無駄な材料を使わないようにするといいでしょう。
レシピ
- 卵 5個(250g)
- グラニュー糖 68g
- 薄力粉 68g 粉ふるいでふるいます
- 牛乳 30g
- はちみつ 30g
作り方
では、計量が終わりましたら作っていきましょう。
1、オーブンの予熱
最初にすることはオーブンの予熱です。
『生地が出来た〜!』のタイミングですぐに焼けるようにする事が大事です。
生地種は出来上がった時が一番いい状態です。時間を置くと気泡が抜けていき、ふくらみが悪くなります。
オーブンの温度は今回は150度に設定しました。ご家庭のオーブンによって違う温度の方がいい場合もありますがおおむね150〜160度の範囲で大丈夫だと思います。
2、卵の温度を上げる
次に卵にグラニュー糖を入れて温めます。湯煎を作り、泡立て器で混ぜながら35度まで温めましょう。
温度が上がった卵は湯煎から外して、牛乳とはちみつを一緒にして湯煎にかけておきます。
3、卵をホイップします
4、比重チェック
計量カップを乗せて0に合わせます。
5、混ぜ合わせる
6、焼きます
まとめ
どうでしたか?今回の配合はしっとりした生地になります。
焼き上がり後は大変壊れ易いので注意して下さい。
もっとしっかりした生地がおこのみなら粉を1.5倍にしても良いです。
薄力粉は製菓用の良い粉を使用した方が絶対に良いです。
スーパーに売ってる安い粉でも作ることは出来ますが、ここはこだわりたい所です。
また、はちみつが苦手な方はバターにしても良いですよ。単純に分量を置き換えるだけで良いです。バターにすると甘みが減りますのではちみつの分をグラニュー糖にして下さい。
では次回はこの生地を使って、ロールケーキを作ります。次回も興味があればのぞいて見て下さい。
自己紹介です。『お菓子のSEKAI 』よろしくお願いします。
こんにちは!
はじめまして、私みやま (男性)と言います。
名前は本名ではないのですが、けっして怪しいものでは有りません。
このブログは主にお菓子について書いてあることが多いですが、たまにプライベートの事も書いちゃうブログです。
自己紹介と挨拶
私の職業はお菓子職人(パティシエ)です。14年ほど続けています。どうしてこの仕事を始めたかというと、自分でもよく思い出せないのですが、製菓学校を卒業したわけでもなく、お菓子が大好きだったわけでもなく、今思うとただ職人という肩書きに憧れていただけですね。要はサラリーマンにはなりたくなかったのかな?
若い頃の私はどっちかというと、自由が大好きな(いまもですが...)若者でした。
最初はサラリーマンしていました。(建築関係です)現場管理の仕事をしていましたよ。
休みが週に1日しかないような会社で、ブラック企業というと大袈裟ですが自由な時間を求める私には耐えきれませんでした。今も無理かも。
その会社には職人さん(大工さん)もいて、私よりも休みが少ない環境でした。
でも、私は常に憧れていました。仕事はもちろん大変だと思いますが、何も分かっていなかった私は勝手な思い込みで大工さんの仕事環境の方が自由な雰囲気に見えたのです。
何故かというと、働いている方達の表情が私には人間らしいというか、活き活きした表情に見えたのです。
たまに大工さんの手伝いをする機会もありました。現場のことを知って、より仕事の幅を広げるためです。しかし私が思っていた以上に大変で、身体中がパンパンになって疲れたのを記憶しています。
でも、自分の作業をしている間は時間を忘れて、夢中になる事が出来ました。なんとなくそんな時間が心地よくてますます職人という仕事に憧れていきました。
自分にしか出来ないような仕事をしてみたい!という妄想を思い描く夢見る若者ですね。
結局、最初の仕事は1年で辞めました。根性無しの私は職人を目指して仕事を探し始めたのです。
さてさて仕事を探して行くうちに、求人情報誌にたまたま条件ピッタリの仕事がありました。それはお菓子屋だったのです。
条件といっても、週休2日制とか、残業時間が少ないとかです。でもこれが私には大事だったんです。前職があまりにも拘束時間が長くて嫌になったので。
だいたい職人さんの世界はそんな条件の良い仕事は少ないですよね。
全く知らないお菓子の世界でしたがその求人を見た瞬間にこれだ!と思いました。
今思うと、何故ど素人の私を採用して頂いたのか未だに謎ですが。
初めてのお菓子作りはあまり覚えていないのですが、出来上がったケーキの仕上げをやったような気がします。イチゴを飾ったのか、ただケーキにセロハンを巻いただけなのか記憶はあいまいですが、ただただ必死でした。
仕事が雑だと叱られてやり直しをしたり、何度も何度も同じことの繰り返しをして心が折れそうにもなりました。
私が想像していたお菓子の世界は華やかで、いつも綺麗なお菓子に囲まれていると思っていましたが、意外にも肉体労働で結構な重労働です。
これからお菓子の世界に入る若者には嘘は言えません。大変ですよ!
でもやはり時間を忘れて夢中になれる時間が心地いいし、出来上がるケーキはとても繊細で綺麗なものです。
もういいおじさんになりましたが色々な経験、失敗をしながら、飽きずに続けてきました。
家族構成は妻、子1人の3人家族です。
北海道生まれで北海道在住です。
趣味はアウトドアです。
綺麗な自然環境に身を置く事が好きで、山や湖などに行くとホッとします。良く子供とただ目的もなく行く事が多いです。
その影響でキャンプが好きになり、毎年夏から秋にかけて家族でよくキャンプをします。
お菓子ブログですが、キャンプのことも書くかもしれません。キャンプでのデザートなんか出来たらいいですね。
その他、ウィンタースポーツも好きです。特にスキー!
こんな私ですが宜しくお願い致します!
ブログの内容
では、どういう内容でブログを書いていくかと言うと、一応お菓子のプロなのでお菓子作りの紹介を頑張りたいです。
でも、普段仕事でのお菓子作りは家庭のキッチンでは限界があるんですよ。
業務用オーブンではきれいに焼けるものが、家庭用オーブンではなかなか同じように焼けないものです。
また、材料によっては手に入れるのが難しいのもありますよね。
なので、家庭でも作れるケーキをテーマにしてなるべく手に入りやすい材料や道具を使い、私が実際に作りながら記事を書いていきたいなぁと思っています。
なので、ケーキ屋さんにある宝石みたいなケーキは難しいかなあ。
少しずつでも皆さんに楽しくお菓子作りをお伝え出来ればと思って続けて行きたいです!
また、お菓子の作り方ばかりでなく、お菓子屋で勤務しているからこそ知っているような、お菓子の雑学っぽいことや日常の思い出などなんでも書いてみようと思っています!
まとめ
ではそんなわけで、これからみなさんに楽しいお菓子ライフを過ごしていただけることを目標にして、ケーキ作りの研究を重ねていき、みなさまがご家庭でも美味しいケーキ作りを出来る手助けになれるようなブログを目指して続けていきたいと思います。